348727 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

メンタルセラピー エンジェライト

メンタルセラピー エンジェライト

セラピー体験記 前世 20代0600726up

セラピー体験記 前世 その1       2006年07月26日




最近受けてくださった方の体験記です。
ご本人が書いてくださっています。

2つに分けていますのでお願いします。

ご本人のブログにも書いてくださっているようです。

ブログ紹介してよかったのかな。

PCがいつもと違うので今日はアップできない。
どちらにしても。^^;

<1.思い立つ>
前回セラピーより5ヶ月。いろいろな出来事があった。
あれ以降、自分の心はぶれなくなって。
なんというか、とても自然に生きられるようになった。

そして、しばらく忙しくしていて。
ブログがかけなくなった。

嫌いでもないのに“おっくう”だった。
楽しいと思ってはじめたことを。お会いできて嬉しいと思っていた人を。
切り離しそうな自分がいた。

こういうことは、昔からある。
初対面の人や知らない物事には、丁寧に応対することができるのに、距離が近づ
くと、それらにかかわることが面倒になってしまう。

そう、“中距離の関係”が自分は苦手だった。


今まで何度も繰り返してきたこと。
それについて、今まで自分で何とかしなくちゃと思ってみたことはあるけど、う
まくいかなかった。

今回も、それが出てきて。「今こそ、向き合わなきゃいけない」とわかった。
これを解決するのに、セラピーを受ける必要がある、と思った。

自分の嫌なところを見なきゃいけないから、セラピーの申し込みをするのも実は
かなり抵抗があったけど。
・・っていうか、本当に「やだなぁ」って思ってたのに。
今まで仕事で悩んだことがあっても、セラピーを受けようと思わなかったのに。
それでも、何故だろう。「受けなきゃ!」という強い気持ちに押されていた。

・・というわけで、申し込みはかなり唐突だった(- -;)


<2.受けたくないけど・・>
エンジェライトさんにお会いして、今回の件をお話しする。
ブログのこと、距離のこと。
今回特にそうだったんだけど、問題をかなり絞り込めてしまっていて、事前カウ
ンセリングがあっさり済んだ。

その後、雑談なんかしてみる。
「セラピーする?」と切り出された。
・・うう、やりたくないよぉ。でもやらなきゃなー。

今回は、「インナーチャイルド」「前世」で、「前世」で行くことにした。
「インナーチャイルド」だと、症例はいっぱい出てくるだろうけど、解決できる
か不安だった。
あと、前回は前世で入ったけどかなりぶっとんだ結果になったので、一回やって
みたかった、というのもある(^ ^;)。
(ちなみに、過去にそれにからんだ出来事が複数あった場合でも、決して最も最
初の出来事に行き着く必要はなく、印象に残る出来事が取り出せればセラピーは
できるらしい。成程。)


<3.スムーズに進んでる・・ような>
準備に入る。“勝手知ったる”って感じで、ベッドに入り、目にタオルでスタン
バイOK!

目を閉じ、エンジェライトさんの声に耳を傾ける。
まず、体に光のエネルギーをとりこむイメージを繰り返す。
・・あれ、何だかイメージしやすい?前回はこれも辛かったのに。

そして、自分にとって安心できる場所へ行く。
イメージしたのは、「森に囲まれた湖の中心」。・・って自分、水の上にいるの
かい。うわぁ忍者じゃん。
「足の感触を感じ・・」という言葉で、すなおに水の上を歩くイメージを持つ。
まぁこれがイメージなんだし良いか。

「判断する自分は待っていてもらう」ということだったけど、セラピーって自分
の意識はあるので、こういうツッコミ感覚はセラピー中もかすかについてきた。
だからある意味おもしろかったんだけど。
判断というか、評価する感覚は言われたとおりに置いておくことにした。

「左側の道・・」と言われて、スッと森を抜ける道ができる。
うーん、やっぱりすごくやりやすい。前って邪魔されてたんだろうなぁ。

その道を進む・・んだけど、足取りが重い。
森に入ろうとしない自分。うわーやだなー行きたくないなー・・

・・でも行く、行かなきゃならないのよ!覚悟を決めろ自分!
と、言い聞かせながら、森に入り、ちょっと茂みをかきわけつつ進む。やはり自
分の無意識がちょっと抵抗してるらしい(→茂み)。

ずんずんずんずん・・森を抜け、星の海を進み、門の前に立つ。
古くて大きい、石造りの門。扉は木製で中世のお城みたい。

さぁ、今回の件にからんだ過去へ・・!


<4.彼の後悔>
開けてみると、何と日本の田園風景。しかもすっごくのどかで明るい景色。
・・ええーちょっと待って、洋風の暗ーい門じゃなかったんかい。いきなり日本
ってどうなってんだ自分。
彼(前世自分を以降こう呼称します)は、中世(日本のね)の農民みたいだった
。草鞋だったし。まぁ健康体であるらしい。


前世セラピー中のの感覚ってインナーチャイルドとは違ってた。
何というか、着ぐるみに入って動いてるみたい。前世の自分が何者かもわかるの
に、「前世の自分」というフィルターを通して景色を見てる感覚もある。
インナーチャイルドは、もっと感覚がダイレクトだったような気がする。

まず、楽しい場所へ。
村祭りに参加してた。神社に奉納して、「さぁ、今年もがんばろう」みたいな決
意を新たにしてた。
真面目だなぁ。でもこういう感覚は自分も好きだ。


次に、今の問題につながる出来事へ進む。
出てきたのは彼の家にいる風景。目の前で彼の妻が俯いている景色だった。

彼と妻は、年貢のことで悩んでいた。
村は今年、水(水害)にやられ、収穫が少なかった。だが、彼の一家は年貢分の
収穫はあげられた。
自分の田畑を何か工夫して被害を減らせたようだ。作物を育てるにもいろいろ工
夫したりするのが好きみたいだった。

ただし、年貢分を納めると、家の生活は苦しくなる。
かといって、他の家は年貢分を納めるのも苦しい状態で。自分たちだけ生活のた
めの分を確保すれば、さらに村全体が領主様からお咎めを受けることになる。

家族が寝静まった後、彼は密かに起きて。米の前に座り、じっと悩んでいた。
どうしたらいいかわからなくて、戸を開けてみる。
他の家から聞こえてくる赤ん坊の泣き声。その家は、自分たちより、もっと苦し
い生活をしている。


彼は、米を荷車に積んで、夜道を歩きだしていた。



行き先は庄屋様の屋敷。
突然尋ねてきた彼に庄屋様はびっくりして。年貢米を納めに来た事情を話すと、
手をとって感謝してくれた。少ないながら金をくれた。
空になった荷車をひいて、家路についたときの、星空がきれいで。


翌朝。
妻が烈火のごとく怒り出した。
すべて納めてしまって、自分たちはどう暮らしていくのかと。
もらった金を差し出しても、こんなものが何になる、とはねつけられた。


そして・・妻と息子達は実家へと帰っていった。
自分たちがいれば、もっと生活が苦しくなるから、と。
彼一人なら、もらった金を元手にがんばれば、何とか暮らしていけるだろうから
、と。


その後、妻に会うことはなかった。
山を越えた実家で、暮らしていけてることを聞いていたが、彼は生活が持ち直し
た後も、迎えにいくことはなかった。



次は、指示を受けて、死期の場面に進められる。
一人で、家で布団に入っていた。
時々、村のものが世話にきてくれてるようだった。

彼は、死際に際して、「大切なものはもう持たない」と思っていた。

エンジェライトさんの言葉で、あと知っておかなければならない出来事はあるか
、と言われた。
そこで出てきたのは、ある日、彼の息子が尋ねてきたときのことだった。
曰く「あのとき、父(彼)が年貢米を納めなければ、自分たちはここにいられた
かもしれない、と思う。それでも、(小さいころしか一緒にいなかったけど)自
分も畑を耕しながら、父と同じように、どうしたら作物もっとよくなるかを考え
てしまったりする。」と言われた。
彼は、その言葉を嬉しく思ったみたいだった。
・・あれ?この子、何か会ったことあるような・・

今回の生が教えたものは、「他人に情をかけすぎて、自分の大切なものを失って
はならない」「真面目であった性質自体はそれほど悪くない」「もしかしたら、
あの時妻にすがりついてでも止めていれば、もっと違った結果もなったかもしれ
ない」ということだと思った。


必要な出来事を体験しきった後で、死を迎える。
何だか、肉体が解けていくみたい。本当に死ぬ体験ってしたことはない(←当た
り前)けど、こんなふうに生を終えるってのはまぁいいんじゃないだろうか。


<5.リアルな帰り道>
自分が、彼を見てる感覚になってみる。
今回の過去のエネルギーを吐き出すことになった。

深呼吸して、エネルギーを吐き出す感覚を持ってみる。何故か、過去エネルギー
を口から糸で引っ張り出してるようなイメージだった。
あらかた吐き出せたけど、最後に胃のあたりにムカデのようなものがひっかかっ
ているイメージが残ってしまい、どうしても吐き出せなかったので。
・・結局、胃の一部ごと切除してひっぱりだすイメージを創って、それごと吐き
出してみた。
それを引っ張り出すとき、イメージ上のことなのに手まで「みょーん」って感じ
で動いていたので、エンジェライトさんは「あー何かやってる」と思ったらしい
(^ ^;)。これってはたから見たらすっごくおマヌケだよね・・。


さて、過去の経験を終え、エネルギーを吐き出したところで、帰りましょう!


門の前に立つ。もうこのときの姿は完全に「今の自分」だった。


門をくぐり、扉を閉めて、過去を過去のものとして道を戻り、自分の安全な場所
へと戻る。
実は、ここでちょっともたもたしていた。
足止めをくらったわけではなく、「右の扉を閉めてー左の扉を閉めてーちゃんと
合わせてー閂かけるー」とかやってたら余計な時間を食った。細かいところでリ
アルだね、っつーかやりすぎ(^ ^;)。
道を戻るとき、「過去を置いてくる」イメージがしにくかったので、前回セラピ
ー経験から、「扉も含めて自分が歩いた後の道が光に溶けていく」イメージだと
いいんじゃないかと思い、そうした。


帰りの道は、行きのときより歩きやすかった。そうかやはり最初は自分の無意識
が抵抗してたんだな。

光をとりこみ・・帰ってくる。


<6.ふりかえり>
終わった後、ちょっと疲れて、手がしびれていた。
ちょっとトイレとかに行った後、お話。
エンジェライトさん曰く、「感情もリアルに体験してたし、内容的にヘヴィー」
だそう。自分としては、前回みたいに終了後に30分以上起き上がれなかった経
験から比較して、全然軽いとか思っちゃってるんだけど・・まぁ、比較対象が特
殊すぎなんでしょうな。
何か、今回の彼は今の自分にすごくそっくり(^ ^;)真面目とか、あれこれ実験
しちゃうのが好きなとこか。
それに、こんな体験してれば、そりゃ人を近づけたくないだろうね。
私は学校が苦手だったんだけど、学校って中距離の関係ばかりだから、辛かった
んだろうなぁ。

また、「一人でためこむところ」もそっくりだ。
今回の、妻子がいなくなったことについて、彼はその後誰にも愚痴らなかったみ
たい。


それにしても、前世セラピーができたのはよかったかな。
インナーチャイルドのときは、セラピー最中に消耗して、起きたときは疲れてな
くて。今回はその逆であるような気がする。
今回のことが本当に前世かなんで問題じゃない。こういうエネルギーがあって、
この体験で自分の人生が好転するならそれでいいじゃない。

ちなみに、知ってる感じがした“彼の息子”は、現代に会った●●君であると判
明。
・・そっかーだから、恋愛感情でもないのに気になるし、見下すでもないのに当
時の自分は彼をに対して“下”と見る感覚があったわけね。こういう縁もちょい
面白い。だからどうするということはなく。

前世セラピーの場合、体験した結果を書き換える(所詮イメージの世界だからね
)場合もあるそうだけど、私の場合はしなかった。
でも、理由を知っておくと、それだけで行動が変るそう。そう、知らないことは
大きくて怖い。知って輪郭がはっきりすると、キュッて小さくなる。
本当に、受ける前は抵抗ありまくりだった。まぁ痛い内容だし。けど、これは自
分にとって必要なことで、受けてよかった、と今は思える。


最後に。彼は「一旦行ったら取り返しがつかない」って思ってたみたいだけど。
エンジェライトさん曰く「やりなおしてもいいんだからね」。はい、そうですね
。確かに自分、彼みたいに思ってました。


今回の件、問題か解決できたとかいうわけではないけど、何か変ってくるかもし
れない。




© Rakuten Group, Inc.